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長野県弓道連盟

Nagano Kyudo Federation

 
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長野県弓道連盟 会長挨拶

会長胸像
2023年08月
長野県弓道連盟会長
松島貞治
令和5年度がスタートして

 今年の夏も大変暑く皆さん大変なことと存じます。
令和5年の長野県弓道連盟事業も4月から計画どおり、各事業部のご努力により実施されております。大会、審査等出席するたびに係員として働いてくれている弓士の皆さんに頭が下がります。 新型コロナウィルス感染症の取扱いが変更されて社会全体が元へ戻りつつあります。弓道界ももとへと戻りつつあるのでしょうか。その流れを受け会長になって始めて2回ほど矢渡で射手を務めました。 大会等副会長さんはじめ部長さん方と交代しながらと思っていますが矢渡をやらない期間が長かったので、まずは会長が、と思ってやってみました。 射手を務めて、何とか中てたいと思えば思うほど矢は的から離れていきます。それにしても夏の和服は大変ですね。
 さて、7月23日に「北信越錬成大会」があって、今年の全日本選手権の代表が決まりました。 今年も全弓連の方針で、男女とも各県代表はなく、北信越連合会で5名ということです。予選は、各県代表5名、男女とも25名の参加で、その中から5名が全国大会に出場します。 結果は、男子は、石川県が5名を独占しました。なかなかできないことです。女子は、5名中4名が長野県、あと1名は石川県でした。 長野県勢は、10人の選手のうち、8名(男子3名、女子5名)が一次予選通過で二次へ進みました。二次予選は、一手3回の的中制です。男子も一本足らずという選手がいて惜しい結果でした。 女子は、全員2次へ進み、4人が代表となる素晴らしい結果でした。選手の皆さんの活躍に拍手を送ります。
 昨年も書いたと思いますが、ここに集まる選手は北信越のトップレベルです。ということは、全国でもトップレベルです。 その皆さんの射を見ながら私が審判では申し訳ないと思う気持ちと素晴らしい射を拝見できるありがたさを感じています。「いい射」とは、この評価で審判員によって点数が違います。 評価が分かれる射もありますが、総じていえばそんな差はつかないと思います。石川県の選手の射をみて思うのですが、会でのねばり、がんばりがすばらしいと思います。 それは会での保ち、時間ではなく、限界まで戦う姿勢というのでしょうか。一射絶命は大げさかもしれませんが、この一本にかける気迫を感じます。 私もそういう射を引きたいというか、目指さなければと毎年思いますができません。中り外れ、結果を考えず限界まで戦うような射を弓を置くまでに一度引きたい、そんなことを思った錬成大会でした。 全国大会での長野県女子選手の活躍を期待しております。
 暑い夏ですがそれぞれの道場で元気に活躍してください。


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