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長野県弓道連盟

Nagano Kyudo Federation

 
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長野県弓道連盟 会長挨拶

会長胸像
2023年01月
長野県弓道連盟会長
松島貞治
令和5年新年のあいさつ

 令和5年の新しい年を迎えました。本年もよろしくお願いいたします。
 年末、年始を中心に、駅伝大会、サッカー、ラグビー、バスケットなどの大会が多く行われテレビで観ました。 昨年暮、12月25日に開催された全国高校女子駅伝で長野東高校が優勝し感動しました。 外国人留学生もいない、しかも県内出身の選手だけで優勝したということのすごさ、ひたむきに走る選手に心からの拍手を送りたいと思います。 男子も二位でした。その他、高校サッカー男子のレベルの高さ、ラグビーの迫力などテレビを通じて観ておりました。こうしてみると同じ競技でも弓道はメジャーでなくマイナーだと分かります。 そのうち、全日本選手権やインターハイなどテレビで放映されてもいいのに、と思っていますが、全弓連でも多くの国民に向けてどのように弓道の良さを伝えていくか、考えているところだと思います。 ただ、マイナーのままで静かに日本の伝統武道を守るというのも一つの考え方ですが。
 さて、全弓連の「弓道」の射技向上については、弓連の基本計画部会で議論され、それが中央委員に伝えられ、また会員にも伝達されることになります。その部会長は、岡崎廣志範士です。 その岡崎先生が文章で、また対談を通じ、弓道誌で基本的な考え方を述べております。それがいまの弓道連盟の方針ということです。 その中で、細かいことを教えすぎているのではないか、特に体配について微に入り細を穿つようにやっていて射に対する集中力を欠いている、射技については、細かい技術にこだわらず体で離れを生む弓を指導してほしい。 教本の字句にこだわるような指導も適切ではない。そして、射は、百人いれば百、千人いれば千の引き方があってしかるべき、つまり「個性ある射」を引こう、ということを言っておられます。 今後このような指導をしてほしい、と中央委員にも言っておられます。個性ある射を、これは長く長野県の教士研修会の講師来られた鈴木三成範士(元会長)もよく言われたことです。 私も教えすぎない方がいい、と思いますが、けっこう細かいことも言っているような気がします。岡崎範士の言わんとするところは、細か事ばかりにとらわれないように、大きな、豪快な射を引いてほしいということだと思います。
 話は変わりますが、今年は、県弓道連盟の会計について、税務に関する指導があって、見なし法人として法人税等支払う必要があります。会長以下役員は、それに振り回される年になりそうです。
 さて、新しい年、どうか豪快な射を目指して一年間がんばりましょう。皆様の活躍に期待しております。


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